Webエンジニアに転職して半年が経った
Webエンジニアに転職して半年が経った。
仕事にも慣れてきたのでこれまでとこれからについて整理しようと思う。
転職前
企業向けのパッケージ開発をしていた。Web経由で使用してもらうものではなく、お客さんのとこに作ったサーバにパッケージをインストールして使ってもらう形態だった。
いわゆるオレオレフレームワークのJavaを使って、ビジネスロジックをひたすら書いてた。ちなみにDBはOracle。
人間関係とか仕事の出来とかは問題なかったけど、やはりオレオレフレームワークのJavaでは何か物足りなかった。オレオレフレームワークの上だと、クラス設計すら何も考えなくていいのでただif文書いてメソッド呼び出して、みたいなことしか書かなくてよかった。
そんな中、インターネットを覗くと、Webエンジニアたちが自分の知らない言葉でしゃべってた。gitとは、デザインパターンとは、HTTPとは、他にもたくさん。まるで話についていけない。自分自身とインターネット上のWebエンジニアを比較して、技術的なことが身についていないことが不安で仕方がなかった。もちろん、そもそも非WebとWebを単純に比較してどうなのとは今は思うが。
というわけで、将来的にエンジニアとしての技術力が足りなくて会社の外では食っていけないと思った。一番大事なのは社内ではなく社外(市場)での評価だと考えていたので、転職することを決意した。
ちなみに、技術的には物足りなかったが、技術以前に問題解決に対する考え方に関しては徹底的に教えてもらっていて、これは本当によかったと今感じている。直属だった先輩、上司にはかなりよくしてもらっていたのでありがたかった。
転職後〜今
新しい会社ではRubyでRailsを使ってサイトを作っている。同じフレームワークでもRailsだとググったら情報がたくさん出てくるし、ソースも読めるし、勉強しがいがあって楽しく過ごせている。
自分たちで運用しているので、アプリケーションを動かすサーバや下のレイヤーであるHTTP, TCP/IPなどについても知っておく必要があり、正直いくら勉強してもなかなか追いつけないでいる。それでもやはり勉強しがいがあるというのは楽しいものであると思った。
入社したての時はWebど素人であり、HTMLも若干怪しいくらいだったが、やっていけば案外なんとかなった。前職で学んだ仕事のやり方のおかげ。頭の中で考えているリスクはほとんどが必要以上にリスクとして認識されている、って話はよく聞くが本当にそうだった。そういえば、前職の先輩に「具体的にここがヤバい、って言えなければそれは大体ヤバくない。必要以上に頭がリスクとして認識しているだけ。」と言われたことがあったのを思い出した。
スキルセット
今現在、自分がわかる範囲はこんな感じだろうか。どれも雰囲気使えるレベルではあるが。
- Ruby
- Ruby on Rails
- nginx
- MySQL
こう書くとなかなか不安になるからたまに列挙するのはいいかも。
今後
次の半年だが、大きく2つのテーマで勉強する。キーワードはRubyと低レイヤー。
基本的な文法はわかったので手を動かしてとにかく書く。正直、仕事で使っているからRubyなのだが、一つの言語で大体のことできるようになると他の言語の習得も容易になるという話をよく聞くので、最初はあえてこだわってRubyを書いていく。
もう一つは低レイヤー。HTTP、TCP/IPなどなどネットワークまわりを中心に。
流行り廃りのない知識がないと将来的に死ぬ気がする。今後死にたくないので勉強する。