Working with TCP Sockets を読んだ
Working With TCP Sockets (English Edition)
- 作者: Jesse Storimer
- 発売日: 2012/10/24
- メディア: Kindle版
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一通り読んだけど結構勉強になった。サンプルソースはRubyで書かれているから、Rubyを使っていてWebサーバとかソケットとかのことについて基礎から勉強したいって人にはいいと思う。
読もうと思った動機
以下に書いたわからないことを言語化したいから
- ネットワークプログラミングについて基礎的なことをまるで知らない。
- Railsを使っているとWebrickとかPumaとかnginxとかいろんなWebサーバが出てくるけど違いがわからない。
- そもそもWebサーバの仕組みを知らない。
勉強になった部分
- serverやclientがどのようなlifecycleを送るのかについて
- server : create, bind, listen, accept, close
- client : create, bind, connect, close
- RubyのSocketライブラリはsystem callを呼んでいること
- Befferがいい感じにデータ量を調整してくれること
- forkやthreadを利用することで並列接続を実現していること
- WebrickやPumaやnginxのような様々なサーバが存在するけど、違いは並列接続を実現させる方法だということ(ざっくり)
逆に理解できなかったところ
- non-blocking IO が理解できた気でいるけど自信ない
- Preforkingがどうして効率的なのか
- Eventedは何が何だか、Hybridも